薄利多売をリセットする方法

2014/12/06

今日は、『薄利多売をリセットする方法』という話をします。

前回は、効率化すればするほど下がり続ける『価格』と、それでも
薄利多売で売り続けなきゃいけない『会社』と、搾取されてると
思いながらも働き続けなきゃいけない『労働者』が織り成す宿命こそが
『資本主義』ですよ、という話をしました。

じゃあ、このような流れをどこかでリセットする方法はないのか。

あります。

たとえば家が金持ちで、親からたくさんこづかいをもらってる子供がいます。
ほしいものは、みんな買いました。
友達にもお金をばらまいて、みんな言いなりです。

そんな子供が何をしても許されると思って育ち、ついに人を殺しました。

もしあなたがその子のおとうさんおかあさんだとして、
刑務所に入った子供に対して一番してやれることって何ですか?

大量の保釈金を払って刑務所から出してあげることですか?
それとも、刑期を全うさせて、償いの心を学ばせることですか?

経済においても同じです。

アメリカに続いて、日本も大規模な金融緩和を行ってます。
そうしないと、日本の会社がいっぱいつぶれるから。

でもこれは、おとうさんおかあさんが大量の保釈金を払ってるのと同じです。

テキトウにやってる会社をつぶさないから、どこもかしこも会社だらけで、
でも買う人はどんどん減っていって、それで薄利多売がとまらないのです。

日本は戦後、戦争で、空襲で、何もかもメチャクチャになったから、
ほしい人がいっぱい出てきて、すごい経済成長が起きたのです。

3.11で、たいへん悲しい事故が起きて、事実としては
会社がいっぱいつぶれて、ほしい人が増えました。

そうやって、需要と供給は、バランスが取れていくのです。

「じゃあ、会田さん。日本はもう、ドンパチするしかないっすね!」

理屈としては合ってますが、少し考えてみてください。

たとえば世界を見渡すと、戦後の日本のように、
まだまだ「ほしい!」が増える国がたくさんあります。

自分が、そういう国々に対して販売していけば、しばらくは
薄利多売ディスティニーに巻き込まれる心配がありませんね。

めでたしめでたし。

。。。

しかし、みんながみんな、苦労して海外に販路を求めたりしないのです。

「もっと一撃必殺でチャリンチャリーンと稼ぐ方法ないの?」って
考える人も出てきます。それが『投資家』です。

それでは次回は、「投資って資本論的に考えるとどういうことなの?」
っていうテーマ、『マルクスとリーマンショック』についてお話します。

楽しみにしていてください。

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