為替差損ってどう計算する?

今日は、『為替差損ってどう計算する?』
というお話をします。

円高になって、やむなく円で出金する人も
いると思います。

私はしばらくは大丈夫ですが、
資産がドルに傾いているので、
バランスを取るためにも、少しずつ
円も持とうかと思ってます。

ドルを円に両替するのに
気になるのが為替です。

為替レート自体も気になりますが、
結果的に為替のせいで
儲かったり損したりしてしまったとき、
それをどうやって税務署に申告するねんって話です。

そもそも『為替差損』とは何か。

為替の変動による損得です。

具体的に話しましょう。

たとえば、100ドルで何か売れます。
そのとき1ドル100円だったとします。

次に、また100ドルで何か売れます。
そのとき1ドル120円だったとします。

合計すると200ドルの売上を
ドルで保有していて、
円に換算すると
10000円+12000円=22000円持ってることになります。

1年後、1ドル110円になって、
100ドル分、円を出金するとします。

そうしたら11000円ゲットすることになります。
(ややこしいので手数料とかは無視)

この11000円は、為替『益』なのか、
為替『損』なのか?

考えているうちにわからなくなって、
税務署に電話して聞いてみました。

すると、「益でも損でもない」
と言われました。

なぜかというと、
「比較しようがないから」だそうです。

たとえば外貨を定期で1万ドル預けて、
1万1000ドルになったら、1000ドル分は
為替『益』として申告しなければなりません。

なぜなら、預けた1万ドルが
1万1000ドルに増えた、と断定できるからです。

しかし商売だと、1万ドル売り上げたからと言って、
いつも1万ドルを円に両替するとは限りません。
5000ドルのときもありますし、
逆に15000ドルのときもあります。

そして5000ドルを引き出した日のレートはわかりますが、
この5000ドルは、元々いくらのレートの集まりなのか
なんてわかりません。

だから、比較できないのです。
できないものは、『益』とも『損』とも
申告できないのです。

このルールでやると、
レートが良いときにまとめて両替すると、
ものすごくトクです。

逆に、レートがわるいときに両替すると、
かなりガッカリ状態です。

資金に余裕があれば、良いレートのときに
両替するようにしたいですね。

※以上は、税務署の回答ですが、
あくまで一般論として聞いただけですので、
個々の判断は、税理士さんに確認したうえで
決めてください。