一貫性の誘惑

今日は、『一貫性の誘惑』をお話します。

ほとんどの人には、自分の言葉、信念、態度、行為を
一貫したものにしたい、そうみられたい、
という欲求があります。

たとえば今の私なら、『肉体が上で精神が下』
という信念があり、ebayで繊細な質問がきたとしても、
「まずスクワット10回してから対応を考えよう」
ってなります。

実は、人が一貫性を持つことによって、3つのメリットを
感じていることがわかっています。

1.他の人から高い評価を受ける

たとえば、こんな検証結果があります。

街に住んでいる一般ピーポーに
次々と電話をかけてこう言います。

「仮にですよ、ガンで苦しんでる人のために
3時間ほど寄付を集めるボランティアに
参加してくれるように頼まれたら
あなたはどう答えます?」

すると多くの人が、
「私は、ボランティアに参加すると思う」と答えました。

その後、実際に「ボランティアに参加しませんか?」
と電話すると、いつもの8倍、参加者が集まりました。

そう、人は相手から、
『無慈悲な人間』だと思われたくないし、
言った手前、参加せずにはいられなくなるのです。

これが『一貫性』というやつです。

2.感情的に逃避できる

「このときおれはこうする、これがおれ流」

という一貫性をあらかじめ決めておけば、
本質的な問題にふれる必要がなくなります。

たとえば高額塾の申し込み。

「ここに入って大丈夫かなあ?」と迷ってるときに、
友達がトコトコやってきて、その高額塾に入ることで、
「いかに成果が上がらないか」を理路整然と
語ったとします。

パニック!

あいつ友達だと思ってたのに、
高額塾のオファーを
ボッコボコに打ちのめしやがって、
そしておれは、再び希望が持てない日々に戻る。。。

イヤ!そんなのイヤだ!!

(ポチッ)

ふー、高額塾申し込み完了。

これでもう、この問題を考える必要がない。

。。。

といった具合です。

3.精神的労力の省エネ化

「このときおれはこうする、これがおれ流」

ということを、あらかじめ決めておけば、
情報をリサーチして、メリットデメリットを仕訳して、
いろんな情報を判断して、「これだ」と決心する、
といった、一連の労力を払わずに済みます。

中世の巨匠、
ジュジュア・レイノルズ卿は言いました。

『考えるという本当の労働を避けるために、
人はどんな手段にも訴える』と。

わたしたちが情報商材のセールスページで
ついポチりたくなるのも、
『考えることを避けたい欲求』が
あるように思います。

これらのメリットがあるために
私たちは知らず知らずのうちに
『一貫性』という習性を使っているのです。

さて、これに目をつけたセールスのプロは
この習性をどのように利用するのでしょうか。

次回、『一貫性のワナ』をお話しいたします。

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Posted by aida