公開処刑

今日は、『公開処刑』をお話します。

誰もが仰天し、説明を求めたくなる話です。

1964年、ニューヨークで、20代後半の
キャサリンという女性が殺害されました。

実は彼女、声を上げる間もなく
殺されたわけではありませんでした。

彼女は長い間悲鳴を上げ続け、
殺人者は35分に3回も、
路上で逃げまどう彼女をナイフで襲ったのです。

そして信じられないことに、
38人の野次馬は、アパートの窓から
彼女を見ているだけで、誰一人として
彼女を助けようとはしなかったのです。

警察にも通報しなかったのです。

なぜ!?

ビブ・ラタネとジョン・ダーリーという
2人の心理学教授によると、理由が2つ
考えられることがわかりました。

1.これだけたくさんの人が見てるのだから
誰かが助けるだろう。

これは、理解できると思います。

しかしこれはどうでしょう。

2.緊急事態すぎて、頭が混乱した。
そしてとなりのアパートを見たら、
冷静な顔をしていたので、
自分もマネをして、冷静な顔をした。

あまりにも、突拍子もないことが
起きてしまうと、人は思考停止状態になります。

そのとき、自分と同じ状況の人を見ると、
『その人のマネをするのが正しい』と
思ってしまうのです。

これが、

「みんな、そうしているんだから」

という言葉が刺さるシチュエーションとなります。

これで、「無関心な社会」とか、
「東京砂漠」というものが、
どういった心理が重なってできるのか
理解できるかと思います。

次回は、社会的証明がパワーを発揮する理由その2
をお話します。

集団自殺の話です。

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Posted by aida