影響力の武器

心理のシリーズ、今回で最終回です。

「チリンチリン」とベルを鳴らせば、
犬はビーフジャーキーがもらえると思って
ヨダレをたらす。「おバカちゃんだなあ」
と思うかもしれません。

もちろん人間は、動物に比べてかなりの大容量の
頭脳を持っています。

『ムーアの法則』というのがあって、簡単に言うと、
『コンピュータの回路の数は、18か月ごとに倍になる』
という法則で、法則の名前は知らなくても、コンピュータの
情報の増え方は、ふだんからなんとなく感じていると思います。

これと、人間の知的好奇心が組み合わさってしまい、
コンピュータ世代の私たちが処理しなければならない
情報の量は、毎年、膨大な量になってきているのです。

だからこそ、「あの人が良いと言ったから良い」
というような意思決定のショートカットを使う機会は、
これから益々増えていくことになります。

処理する情報の量が多すぎて、脳みそが
追いつかないから、私たちは相対的に、
脳みそをワンちゃん化せざるを得ないのです。

それに比べて変わらないのが、『誠実な人の数』です。

ビリージョエルは、大ヒット曲『honesty』で、

誠実という言葉は、さみしい響きがある
誰もが不誠実だから…

というようなことを歌ってます。

相手との関係で、Win×Winをねがっていても、
相手が不誠実なために、一方的に
搾取されることはよくあります。

だから、『Win×Loseの人は、短期的にはトクをするが
長期的には損をする』みたいな成功本の
フェアリーテールを待ってるヒマはありません。

なぜなら、ネットビジネス業界は
知らない人から搾取するやり方がエグく、
目先の1クリックで、何年もの蓄えが一瞬で
持っていかれたりする世界だからです。

ネットで搾取する人は、『誠実』のマインドセットがないので、
私たちの心理的ショートカットを『悪用』します。

世の中に、Win×Winを説く本はたくさんありますが、
確率論からいっても、本当に実戦的なのは、
『Win×Loseへの対処法』だと、私は思ってます。

なので、今回話してきた心理テクニックの話、
その身の守り方をしっかり復習して
身につけて欲しいです。

そして、本当に誠実な人と出会えたとき、
その貴重さや価値を知り、感謝の心を持って、
長期的に協力し合える関係を築いていってもらえたら、
うれしく思います。

それでは、さようなら。

影響力の武器(ロバートチャルディーニ)
http://goo.gl/6Uermq

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Posted by aida